2010年01月07日

魁皇の小手投げはなぜ危険か?

小手投げ名手の大関として真っ先に上がってくるのは昔の貴ノ浪と今の魁皇でしょう。しかしこの2人の小手投げには大きな違いがあります。貴ノ浪の小手投げで怪我をした人はほとんどいませんが、魁皇の小手投げは数多くの人が病院送りとなっているのです。被害者は玉乃島、栃乃洋、小城錦、浪乃花・・・などなど数え切れず、破壊王という異名もあります。
では同じ小手投げでも貴ノ浪の小手投げでは怪我しないのに、どうして魁皇の小手投げは怪我するのでしょうか?
それは小手投げする際の肘の決め方に原因があるのです。貴ノ浪の小手投げは貴ノ浪の身長の高さ・懐の深さを活かしたものです。懐に飛び込んだ(誘い込まれて飛び込んでしまった相手)を抱え込んで・・・肩の高さを同じにします。そうすることで貴ノ浪は膝にバネがあるのに対し、相手力士は膝に全く自由が利かない状況となります(つまりロックがかかってしまうのです)。相手の力が無になったところで小手投げをうつのです。きまっているのは肘ではなく上腕部です。上腕部の内側に急所があり・・・そこを決めていて・・・肘には負担をかけていないので、怪我をすることはありません。
一方の魁皇の小手投げは魁皇の並はずれた腕力を利用したものです(幕下時代から握力は100kg、水道管を壊したなど・・・怪力エピソードには事欠きません)。魁皇の小手投げは相手を懐の中に引っ張りこむものではなく、相手の1本の腕を魁皇が全体重をかけて抱え込みます。そして相手の肘を手繰って・・・とったりをうつイメージで小手投げを打ちます。結果として魁皇の全体重が相手の肘にかかってしまい、多くの力士が病院送りとなっているのです。そしてこの魁皇・・・幕内在位は高見山を越え、大関在位も史上2位。幕内勝ち星など長持ち力士ならではの記録を打ち立てておりますが、多くの力士を怪我で病院送りにしているわけですから・・・どうかなあ?とも思います(勿論わざとしているわけではないでしょうけど・・・)。かつて100kgの旭道山の張り手で多くの大型力士が餌食となって、張り手が禁じ手となりましたけど・・・なぜ魁皇の小手投げが禁じ手にならないのか?禁じ手になることはないと思いますが、控えるようにとの要請があってもいいと思うのですが・・・(これは個人的な考えですけど・・・)。それだけ魁皇の小手投げというのは凶器なのです。
posted by nekochansumo at 00:00| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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